解説
意味
暴投(ワイルドピッチ:WP)とは、投手の投球がキャッチャーの通常の捕球範囲を大きく外れるボールのことです。走者がいる場面で暴投が発生すると、走者が次の塁に進塁したり、三塁走者が本塁に生還して失点につながったりします。投手の制球力不足を示すプレーです。
詳しい解説
暴投とパスボール(捕逸)は区別されます。投手の投球が明らかに捕球困難な場合は暴投(WP)、キャッチャーが捕球できたはずの投球を逸らした場合はパスボール(PB)と記録されます。この判定は公式記録員が行います。フォークボールやスプリッターなど大きく落ちる変化球は暴投になりやすく、ワンバウンドの投球も暴投につながりやすいです。
使い方のポイント
暴投は投手の制球力の問題だけでなく、球種選択やキャッチャーの捕球技術とも関連します。フォーク系の球種を多用する投手は暴投が増える傾向がありますが、それを補って余りある三振能力があれば許容されます。キャッチャーのブロッキング(ワンバウンドの投球を体で止める技術)は暴投の被害を最小限に抑える重要なスキルです。
豆知識
2ストライクからの暴投で振り逃げが成立するケースは年に何度か見られ、投手にとっては三振を取ったはずなのに走者を出すという痛恨のプレーになります。日本プロ野球のシーズン最多暴投は20個を超える投手もおり、制球難の投手に多い記録です。
関連用語
クイズ
暴投の英語略称は?