カットボール

カットボール

ストレートに近い球速で小さく変化するカット系球種

解説

📖 意味

カットボールとは、ストレートに近い球速で投手の利き腕と反対方向に小さく鋭く変化する球種です。英語では「Cutter」や「Cut Fastball」と呼ばれます。スライダーよりも変化が小さく球速が速いのが特徴で、打者のバットの芯をわずかにずらして凡打を打たせる効果があります。

🔍 詳しい解説

カットボールの握りはストレートの握りから人差し指をわずかに外側にずらすだけです。リリース時にボールの縫い目を切るように指をかけることで、小さな横回転が加わります。球速はストレートより3-8km/h程度遅い程度で、見た目はほぼストレートですが、打者の手元でわずかに横にずれます。この微妙なずれがバットの芯を外し、詰まった打球やゴロを生み出します。

💡 使い方のポイント

カットボールはストレートとの組み合わせで最大の効果を発揮します。打者はストレートだと思って振りますが、わずかに変化することで芯を外されます。特にインコースに食い込ませるカットボールは打者を詰まらせる効果が高いです。ゴロを打たせたい場面や、打者の手元で微妙に動かして凡打を誘発したい場面で使われます。

豆知識

カットボールを世界的に有名にしたのはマリアノ・リベラです。彼のカットボールはただ一球種だけでメジャーリーグの歴代最多セーブ記録(652セーブ)を達成しました。日本では黒田博樹がカットボールの名手として知られています。 MLB.com Glossary公式分類: FC(Cutter)。公式14球種の一つ。

関連用語

クイズ

カットボールで歴代最多セーブを達成した投手は?

同じカテゴリの用語