DIPS

ディップス

投手は打球の結果をコントロールできないとする革命的理論

解説

📖 意味

DIPS(Defense Independent Pitching Statistics)とは、ボロス・マクラッケンが2001年に提唱した理論で、投手がコントロールできるのは三振・四球・被本塁打だけであり、インプレーの打球が安打になるかどうかは守備やランダムな要因に大きく左右されるという考え方です。

📊 計算式・条件

DIPS自体は特定の計算式ではなく理論の名称です。この理論に基づいて開発された指標がFIP、xFIP、SIERAなどです。投手のBABIPは年度間の相関が低く、リーグ平均の.300前後に収束する傾向があるというデータがDIPSの根拠です。

💡 使い方のポイント

DIPS理論は投手評価の根本的な考え方を変えました。防御率が良くてもFIPが悪い投手は「見かけほど良くない」、逆にFIPが良くて防御率が悪い投手は「不運なだけ」と判断できます。チーム編成やドラフト戦略に大きな影響を与えています。

豆知識

マクラッケンの論文が発表された当初、多くの専門家が懐疑的でしたが、データによる検証が進むにつれて広く受け入れられました。ただし完全に投手が打球結果をコントロールできないわけではなく、ライナー率やゴロ率には投手の個人差があることも判明しています。

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クイズ

DIPS理論を提唱したのは?

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