FIP
エフアイピー
投手が直接コントロールできる三振・四球・被本塁打だけで評価する防御率
📐 計算式
(13×被本塁打 + 3×四球 - 2×奪三振) ÷ 投球回 + 定数
目安:3.00以下が優秀
解説
意味
FIP(Fielding Independent Pitching)とは、投手自身がコントロールできる三振・四球・被本塁打の3要素だけを使って算出する擬似防御率です。味方の守備力やBABIPの運に左右されないため、投手の真の実力をより正確に反映するとされています。防御率のスケールに合わせて表示されます。
計算式・条件
計算式はFIP = (13×被本塁打 + 3×四球 - 2×奪三振) ÷ 投球回 + 定数です。定数はリーグ平均の防御率に合わせるための補正値(通常3.10前後)です。防御率とFIPの差が大きい投手は、翌年FIP方向に成績が収束する傾向があります。
使い方のポイント
防御率が2.50でFIPが3.80の投手は、守備や運に恵まれている可能性が高く、翌年の成績悪化リスクがあります。逆に防御率4.00でFIP3.20なら実力以下の成績で不運だった可能性があります。トレードやFA契約の判断材料として重宝されます。
豆知識
FIPはボロス・マクラッケンのDIPS理論に基づいてトム・タンゴが完成させた指標です。現在ではFanGraphsのWAR計算にも使われており、セイバーメトリクスの中核的指標の一つです。
関連用語
クイズ
FIPで考慮されないものは?