申告敬遠策

シンコクケイエンサク

投球なしで打者を一塁に歩かせる制度を活用した戦術

解説

📖 意味

監督が審判に申告するだけで、実際に4球投げることなく打者を一塁に歩かせることができる制度。2018年からNPBとMLBの両方で導入された。この制度を戦略的に活用することを申告敬遠策と呼ぶ。

🔍 詳しい解説

従来の故意四球(敬遠)では投手が4球をわざと外して投げる必要があったが、申告敬遠では投球が不要となった。試合時間の短縮が主な導入目的だが、戦術面でも変化をもたらした。従来は4球投げる間にワイルドピッチやパスボールが起きるリスクがあったが、申告敬遠ではそのリスクがなくなった。また敬遠中にバットを振ってヒットにするという劇的なプレーも不可能になった。

💡 使い方のポイント

申告敬遠は特定のカウント途中でも使用可能。例えば2-0や3-0のカウントから申告敬遠に切り替えることもできる。ただし勝負を避けることに対するファンの反発や打者のプライドもあり、使い方には配慮が必要。強打者を敬遠して次の打者に打たれるという「敬遠の裏目」も起こりうる。

豆知識

敬遠中に打者がバットを伸ばしてヒットにした伝説的なプレーとして、2002年の新庄剛志(阪神)のサヨナラヒットがある。申告敬遠の導入で、このような劇的なシーンは二度と見られなくなった。

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クイズ

申告敬遠はカウント途中からでも使える?

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