自責点

ジセキテン

投手自身の責任で許した得点

解説

📖 意味

自責点(ER: Earned Run)とは、投手自身の責任(安打、四球、死球、暴投、ボーク)によって許した得点のことです。味方の失策(エラー)や捕逸(パスボール)によって生じた得点は自責点に含まれません。防御率の計算の基礎となる重要な数値です。

🔍 詳しい解説

自責点の判定は公式記録員が行い、「もしエラーがなかった場合にその得点は生じていたか」を基準に判断します。例えば、エラーで出塁した走者がその後安打で生還した場合、そのエラーがなければ走者は出塁していなかったため、その得点は自責点にはなりません。この判断は複雑で、イニング中の複数のプレーを考慮して決定されます。

💡 使い方のポイント

自責点は防御率の計算に使われるため、投手の成績に直接影響します。失点(総失点)と自責点の差が大きい投手は、味方の守備に足を引っ張られている可能性があります。逆に失点と自責点がほぼ同じ投手は、失点のほとんどが自分の責任であることを意味します。FIPなどのセイバーメトリクス指標は、自責点よりも投手がコントロールできる要素(奪三振、四球、被本塁打)に焦点を当てています。

豆知識

日本プロ野球では、失策が多いチームの投手は自責点と失点の乖離が大きくなりがちです。「防御率は良いのに負けが多い」投手は、防御率には反映されない失策絡みの失点に悩まされている可能性があります。

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