敬遠
ケイエン
強打者との勝負を避けて意図的に四球を与えること
別名 故意四球/申告敬遠
解説
意味
敬遠とは、打者との真っ向勝負を避けるために、投手が意図的にストライクゾーンから大きく外れる球を投げて四球(フォアボール)を与えることです。英語では「Intentional Walk(IBB)」と呼ばれます。強打者やチャンスに強い打者に対して用いられる戦術です。
詳しい解説
従来の敬遠は投手がキャッチャーが立ち上がった位置に大きく外れる球を4球投げる必要がありました。しかし2018年から「申告敬遠」制度が導入され、投手が投球せずに監督の申告だけで敬遠が成立するようになりました。敬遠は一塁が空いている場面で有効ですが、満塁になるリスクや次の打者に打たれるリスクもあります。
使い方のポイント
敬遠は試合の局面に応じた戦術的判断です。一塁が空いていれば走者を増やしてもダブルプレーの可能性が生まれます。また、次の打者の方が打力が低い場合は敬遠が合理的です。ただし、敬遠で歩かせた走者が決勝点になるリスクもあり、特に申告敬遠で簡単に歩かせることへの批判もあります。王貞治は通算で400回以上の敬遠を受けた記録があります。
豆知識
敬遠四球の最も有名なエピソードの一つは、1998年の松井秀喜(星稜高校)に対する明徳義塾の5打席連続敬遠です。この判断は大きな議論を呼び、高校野球における敬遠の是非が社会問題にまでなりました。プロ野球では敬遠は戦術として受け入れられていますが、ファンからは否定的な声も多いです。
関連用語
クイズ
申告敬遠が導入されたのはいつから?