敗戦処理
ハイセンショリ
大差で負けている試合で投げるリリーフ投手の役割
解説
意味
敗戦処理とは、チームが大差で負けている試合で登板するリリーフ投手の役割のことです。英語では「Mop-up duty」と呼ばれます。試合の結果がほぼ決まっている状況で、主力投手の疲労を温存するために登板する役割です。地味な役割ですがチームの投手運用上は非常に重要です。
詳しい解説
敗戦処理投手は5点差以上のビハインド(負けている状況)で登板することが多いです。この役割の重要性は、他のリリーフ投手(セットアッパーやクローザー)の登板機会を減らし、翌日以降の試合に備えさせることにあります。シーズン143試合を戦うプロ野球では、ブルペンの疲労管理が勝敗を左右するため、大差の試合で投げられる投手の存在は貴重です。若手投手や実績の少ない投手が担当することが多いです。
使い方のポイント
敗戦処理は消極的な印象がありますが、イニングを食って(長い回を投げて)ブルペンを助けることが最大の役割です。3-4イニングを投げて試合を終わらせることで、翌日のクローザーやセットアッパーが万全の状態で臨めます。また、大差の場面は若手投手に実戦経験を積ませる機会としても活用されます。
豆知識
敗戦処理は不名誉な役割と見なされがちですが、多くの一流投手が若手時代に敗戦処理を経験しています。この役割で結果を出すことが、セットアッパーやクローザーへの昇格につながります。「どんな場面でも全力で投げる」ことが首脳陣への最大のアピールとなるため、敗戦処理は出世の登竜門とも言えます。
関連用語
クイズ
敗戦処理投手の最も重要な役割は?