ピッチデザイン
ピッチデザイン
データを基に投球の回転・変化量・球速を最適化する取り組み
解説
意味
ピッチデザイン(Pitch Design)とは、トラッキングデータを活用して投球の回転数・回転軸・変化量・球速・リリースポイントを意図的に最適化する取り組みです。感覚だけに頼らず、物理データに基づいて球種を改良したり新球種を開発したりする現代的なアプローチです。
計算式・条件
ピッチデザインではRapsodoやStatcastで投球を計測し、回転数・回転効率・変化量(水平・垂直)・球速を数値化します。目標とする数値を設定し、握り方や腕の振りの角度を調整して理想的な投球に近づけていきます。データのフィードバックループが核心です。
使い方のポイント
ピッチデザインは特にスライダーやカーブなどの変化球の改良に効果的です。「回転軸を少し変えるだけでゴロ率が上がる」「スライダーの変化量を増やせば空振り率が上がる」など、具体的な改善目標を設定できます。ドライブラインなどのトレーニング施設が先駆的な取り組みで知られています。
豆知識
トレバー・バウアーはピッチデザインの先駆者として知られ、YouTubeで自身の投球改良過程を公開したことで話題になりました。日本でもダルビッシュ有がSNSでピッチデザインの考え方を発信し、日本の投手にも影響を与えています。
関連用語
クイズ
ピッチデザインでよく使われる計測機器は?