スローカーブ
スローカーブ
極端に遅い球速で打者を翻弄する緩いカーブ
解説
意味
スローカーブとは、通常のカーブよりもさらに遅い球速で投げるカーブのことです。球速は90-110km/h程度で、ストレートとの速度差が30-40km/h以上になることもあります。打者のタイミングを大きく狂わせる「緩急の極み」とも言える球種です。
詳しい解説
スローカーブは通常のカーブと同じくトップスピンをかけて投げますが、リリース時に指先で抜くように投げることでさらに球速を落とします。回転数は通常のカーブより少なくなることが多く、ふわりと浮いてから大きく落ちる独特の軌道を描きます。打者は速い球に目が慣れている状態で急に遅い球が来るため、体が前に突っ込んでしまい、まともなスイングができなくなります。ストレートが速い投手ほどスローカーブの効果は大きくなります。
使い方のポイント
スローカーブは緩急をつけるための球種として使います。速い球ばかり投げた後にスローカーブを見せると、打者のタイミングが完全に狂います。ただし球速が遅いため読まれると痛打されるリスクがあり、多投は禁物です。ここぞという場面で意表を突くように使うのが効果的です。追い込んでからの決め球よりも、カウント球や見せ球としての使い方が一般的です。
豆知識
スローカーブの名手として有名なのが星野伸之投手です。ストレートが130km/h台ながら、90km/h台のスローカーブとの緩急差で長年プロの打者を抑え続けました。メジャーリーグではバリー・ジトのカーブも有名で、「落差の大きいカーブ」で三振の山を築きました。
関連用語
クイズ
スローカーブの一般的な球速帯は?