スラッター

スラッター

スライダーとカッターの中間的な変化球

解説

📖 意味

スラッターとは、スライダー(Slider)とカッター(Cutter)の中間的な性質を持つ変化球のことです。名前もスライダーとカッターを合わせた造語です。球速はカットボールに近い135-145km/h程度で、変化量はスライダーとカットボールの中間くらいの鋭い変化を見せます。近年のデータ分析の発達により分類が確立された比較的新しい球種名です。

🔍 詳しい解説

スラッターはStatcastなどのトラッキングシステムの普及により、従来「スライダー」や「カットボール」に分類されていた球が、実は中間的な性質を持つことが判明して生まれた分類です。球速はスライダーより速くカットボールより遅い、変化量はスライダーより小さくカットボールより大きいという特徴があります。回転軸もスライダーとカットボールの中間で、打者にとっては非常に判別しにくい球種です。

💡 使い方のポイント

スラッターはストレートに近い球速で鋭く変化するため、打者がストレートと判断して振り始めた後に変化します。決め球としても使えますし、カウント球としても有効です。特にストレートと組み合わせることで、同じような軌道から途中で変化するため打者は対応が困難になります。ゾーンの端に投げ込む精度があれば、最強クラスの武器となります。

豆知識

メジャーリーグでは2020年代に入りスラッターという分類が一般的になりました。従来は投手自身が「スライダー」と呼んでいた球がデータ上は「スラッター」に分類されるケースが多くあります。大谷翔平のスライダーもデータ的にはスラッターに近いと分析されることがあります。 MLB.com Glossaryの公式14球種には含まれていません。スライダー(SL)またはカッター(FC)に分類されます。

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クイズ

スラッターはどの球種の中間的な存在?

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