スプリット

スプリット

フォークより速い球速で落ちるSFF系の変化球

別名 SFF/フォーク

解説

📖 意味

スプリットとは、フォークボールに近い握りで、より球速が速く鋭く落ちる球種です。Statcast公式分類ではFS(Splitter/スプリッター)として登録されており、フォーク(FO)とは別分類です。日本では「スプリット」という言葉が2つの意味で使われることがあります。(1)SFF(Split-Finger Fastball)の略称として「速いフォーク」を指す場合、(2)フォーク全般の英語名(Splitter)として使う場合。文脈によって意味が異なるため注意が必要です。

🔍 詳しい解説

スプリットの握りはフォークに似ていますが、指の開きがやや狭く、ボールを深く挟みません。そのため球速がフォークより速く(135-150km/h程度)、変化量はフォークより小さくなります。しかし球速が速い分だけストレートとの見分けがさらに難しくなり、打者の反応時間が短くなります。大谷翔平のスプリッターは145km/h以上の球速で40cm以上落ちるという驚異的な性能を持っています。

💡 使い方のポイント

スプリットはストレートとのコンビネーションで威力を発揮します。150km/hのストレートの後に145km/hのスプリットを投げると、打者はストレートと判断して振りに行きますが、手元で落ちるため空振りとなります。球速差が小さいほど打者は見分けが困難になります。近年はStatcastでスプリットの回転数や落差が詳細に分析されるようになりました。

豆知識

メジャーリーグでスプリットを武器にする日本人投手は多く、田中将大、ダルビッシュ有、大谷翔平などがその代表です。特に大谷翔平のスプリッターは「Nasty(えげつない)」と表現され、MLB最高クラスのスプリットと評されています。 MLB.com Glossary公式分類: FS(Splitter)。公式14球種の一つ。フォーク(FO)とは別分類。

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クイズ

スプリットとフォークの違いは?

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