タンキング

タンキング

意図的にシーズンの勝利を追求せず将来の戦力構築を優先する戦略

解説

📖 意味

タンキングとは、MLB球団が意図的に現シーズンの勝利を追求せず、主力選手を放出してプロスペクトを獲得したりドラフト上位指名権を確保したりする戦略を指します。短期的な敗北を受け入れて長期的な競争力を構築する手法です。

🔍 詳しい解説

タンキングはヒューストン・アストロズが2011〜2013年に実践し、2017年のワールドシリーズ優勝で成功例として知られるようになりました。主力をトレードしてプロスペクトを大量に獲得し、ドラフトでも上位指名権を得て有望株を集め、数年後に一気に強くなるという戦略です。しかし意図的に負ける行為は競技の公正性を損なうとの批判があり、MLBはドラフト宝くじの導入でインセンティブを減らしています。

💡 使い方のポイント

「タンキング戦略でプロスペクトを蓄積」「タンキングへの批判」のように使います。NPBではドラフト制度の仕組みが異なるため、MLBほど明確なタンキング戦略は見られません。ただしFA流出後に若手育成に切り替える球団は、緩やかなタンキングとも言えます。

豆知識

MLBは2022年の労使協定でドラフト宝くじ制度を導入し、最下位チームが必ず1位指名権を得られる仕組みを廃止しました。これによりタンキングのインセンティブが減少し、より多くのチームが勝利を追求することが期待されています。

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クイズ

タンキング戦略の成功例として有名なMLB球団は?

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