飛ばないボール
トバナイボール
反発係数が低く本塁打が出にくい公式球の俗称
解説
意味
飛ばないボールとは、反発係数が低く設計された公式球の俗称です。ボールの飛距離が抑えられるため本塁打が減少し、投手有利の展開が増えます。2011年に日本プロ野球で導入された統一球は「飛ばないボール」として大きな議論を呼びました。
詳しい解説
野球のボールの反発係数はルールで一定の範囲内に定められていますが、その範囲内でも低反発と高反発では打球の飛距離に大きな差が出ます。2011年の統一球導入時はホームラン数が激減し、多くの打者が成績を落としました。翌年以降に反発係数が調整されたことが後に判明し、「飛ぶボール」問題として社会的にも話題になりました。
使い方のポイント
ボールの反発係数の問題は打者と投手のバランスに直接影響するため、プロ野球の記録の価値にも関わる重要な問題です。「飛ばないボールの時代の記録」と「飛ぶボールの時代の記録」を単純に比較することは適切ではありません。時代背景を考慮した記録の評価が求められます。
豆知識
2011年の統一球導入年はリーグ全体のホームラン数が前年比約3割減という劇的な変化が起きました。その後NPBはボールの反発係数を引き上げましたが、当初はこの変更を公表しなかったため「ボール隠蔽問題」として批判されました。
関連用語
クイズ
飛ばないボールが大きな話題となった統一球導入は何年?