WHIP

ウィップ

1イニングあたりに許した走者数を示す投手指標

📐 計算式

(被安打 + 与四球) / 投球回

目安:1.00以下が優秀

解説

📖 意味

WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)とは、投手が1イニングあたりに許した安打と四球の合計数を示す指標です。投手がどれだけ走者を塁に出すかを測るもので、WHIPが低いほど走者を出さない安定した投球ができていることを意味します。防御率と並ぶ投手の基本指標です。

📊 計算式・条件

WHIP = (被安打 + 与四球) / 投球回数。死球や失策による出塁は含まれません。分母の投球回数は、アウト1つを1/3イニングとして計算します(例:5回2アウト = 5.67イニング)。被安打と四球のみを対象とするシンプルな計算で、投手の制球力と被打率の両方を反映します。

💡 使い方のポイント

WHIPは1.00前後なら優秀、1.20前後が平均的、1.40を超えると走者を出しすぎと評価されます。防御率と組み合わせて見ることで、投手の安定感をより正確に把握できます。WHIPが低いのに防御率が高い場合は、被本塁打が多い可能性があります。逆にWHIPが高いのに防御率が低い場合は、ピンチで踏ん張れる(残塁が多い)投手かもしれませんが、持続性には疑問が残ります。

豆知識

メジャーリーグのシーズンWHIP記録はペドロ・マルティネスの0.737(2000年)です。通算WHIPではアディ・ジョスの0.968が歴代トップです。日本プロ野球でも1.00を切るWHIPを記録する投手は年間で数人程度であり、投手の安定感を示す優れた指標として普及しています。

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クイズ

WHIPの計算に含まれないのは?

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